【写真1】打ち上げでの集合写真
【写真2】満員で熱気あふれる会場、日暮里サニーホールの様子
【写真3】ステージでペロワちゃんZポーズを決める謎の戦士
【写真4】アンサンブル晶のステージ
【写真5】最終ステージでついに姿を現したミスターKの挨拶
【写真6】何故かタイガーマスクをかぶっていたミスターK、最後まで素顔を明かさず
【写真7】ミスターKとキム・ヨンテさんのトップ会談も
【写真8】開場を待つアポヤンディストの皆さん
【写真9】Semanaのお二人と私(左よりSiyohさん、私、みななさん)
【写真10】演奏に司会に大活躍の大坪純平さんと私
【写真11】ミスターKを操る影の支配者?キム・ヨンテさんと
【写真12】アポヤン道Tシャツを着て笑顔の渡邊茜さんと私
【写真13】司会の渡邊茜さんと土橋康人さん
【写真14】終演後のロビーの様子
【写真15】アルアイ霊に憑りつかれ謎の踊りを踊るEXTRANO GUITAR FANCTIONの若者たち(アポヤン道を忘れてしまったのか?)
【写真16】若手アポヤンダーの方々と私(左から私、森田綾乃さん、杉田文さん、岡本和也さん、渡邊茜さん)
【写真17】ペロワちゃんZポーズを決める出演者(正面)
【写真18】ペロワちゃんZポーズを決める出演者(側面)
【写真19】チラシ(裏面)
【写真20】チラシ(表紙)
皆さんこんばんは。
昨日8/11に開催された第1回アポヤン道ギターフェスティバル・ミスターKの野望、なるイベントの観戦記です。まさに戦いでした。何と戦っているのかは不明ですか(笑)。
これだけのビッグイベントですので、昨夜の速報だけで済ませるわけにはいきません。某大手専門誌が取材に来ていなかったとの事ですので、しっかりとレポート記事を書きます。
東京・日暮里サニーホールで13時~20時まで約7時間に渡って開催されたこの意味不明な!?タイトルのイベントの割には、出演者のメンバーは7組約15名と豪華で、演奏内容もギターソロ、2重奏、5重奏、6重奏、フルートや声楽との室内楽、曲目も新曲や編曲の世界初演なども多数あり、ギターの歴史講座などもあり至って充実したまさにフェスティバルと言うに相応しいビッグイベントでしたが、ボーカルとギター、エレキギター、関西系漫才、手品、エチュード戦士ペロワちゃんZ(世界的ギタリストのコスプレ)、ミスターKの登場など、随所にクラシックのイベントの常識からは想像も出来ないほどのエンターティメント性がちりばめられており、演奏以外でも大いに楽しめるイベントであった。まさにフェスティバル状態で、もうアポヤン度、アルアイ礼などの奏法に関係なく、様々な奏法や編成を駆使して素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられていました。
これだけの出演者の演奏が7時間にもわたって聴けて入場料はわずか1,500円。これをお得といわず何をお得というのでしょうか。ジャパネットさんも顔負けの価格破壊ぶりです。このイベントは人知れず?価格破壊と戦っていたんですね(笑)。来年は2,000~3,000円は取って下さい。
私は、12時半の開場から20時頃の終演まで7時間半たっぷり楽しませて頂きました。そのうえ図々しくも打ち上げまで楽しませて頂き、音楽仲間も増えました。それにしても今回のメンバーは濃い(笑)。演目もいわゆるギターの伝統的な名曲はほとんど無し。近現代曲の隠れた名曲あるいは忘れられた秘曲にスポットを当て、クラシックの名曲などを5重奏や6重奏で表現し、ギター界の最先端を感じさせました。
会場には対立団体?(笑)と目されるイーストエン道国際ギターフェスティバルの主催者であるH氏ご夫妻の姿が変装もなしに顔出しで堂々と観戦しており、早くもミスターKや日本アポヤンド研究開発機構側との仁義無き抗争勃発の火ぶたが切って落とされていました(ほんまかいな・笑)。仲良く切磋琢磨してそれぞれ頑張ってギター界に貢献して欲しいものです。
【第1回アポヤン道ギターフェスティバル・ミスターKの野望】
・日時:2016年8月11日(木)13:00~20:00
・会場:東京・日暮里サニーホール・コンサートサロン
<出演者・曲目>
①アンサンブル晶
・ミスターKの編曲によるギター五重奏の人前初公開演奏。オープニングアクトとしてついに謎のベールが明かされた。
・メンバー:キム・ヨンテ、大坪純平、森田綾乃、岡本和也、土橋康人。
②Semana
・Siyohとみななのニセ親子ユニット(笑)。ギターとボーカルのユニットによるオリジナル曲のパフィーマンス。9/13にリリースされる初CDが先行発売されていたので早速購入し、現在CDを聴きながらこの記事を書いています。CDにはSemanaのお二人のサインもいただきました。
・それにしても下町のお嬢様みななさんのかわいいことと言ったらありません。ちなみにCD発売日の9/13はみななさんの誕生日ということをチラシで発見しました!
③エチュード戦士ペロワちゃんZ
・謎のコスプレギタリストによるソロ。フランスの著名ギタリストジュディカエル・ペロア氏のコスプレスタイルであったが、その体形や服装、靴などがキム・ヨンテ氏に酷似しているが本人は否定。
・ソル、ヴィラ=ロボス、パガニーニ、バルトーク、リベラ、カントール、カンペラなどの秘曲・難曲・鬼曲?など超絶エチュード特集を見事な指さばきで演奏。途中で疲れてあわや演奏が中止されるかと思われたが、ごそごそとバッグから取り出したエネルギー飲料をステージ上で飲むというパフィーマンスが功を奏してパワーをチャージして復活し、事なきを得た。勝手にやった?アンコールでは手品を披露したあとギターを弾きながら颯爽と去っていった。
④ギターとの付き合い方(ギターと歌、フルートの室内楽)
・土橋康人(ギター)、小坂梓(ソプラノ)、奥村香織(フルート)によるステージ。それぞれのデュオの他、最後にトリオで演奏。
・五月(フォーレ)、カルメンファンタジー(ビゼー/どなたの編曲だろ…)、私が一番きれいだったとき(田中聰)、DedicaceⅢ(木下正道)
⑤EXTRANO GUITAR FANCTION
・「エクストラニョギターファンクション」略してEGFの旗揚げ公演。直訳では「奇妙なギター公演」。他のアンサンブルが真似する事が出来ない奇妙なギターレパートリーを多数演奏。
・メンバー:1st大坪純平(代表・企画、たまに作・編曲)、2nd土橋庸人(特攻野郎)、3rd渡邊茜(ムードメーカー)、4st森田綾乃(編曲女王)、5st杉田文(献血少女)、6st岡本和也(作曲王子)※一言紹介は大坪さんによる。
・プログラム:C・ドビュッシー:スティリー風タランテラ(森田編)、橋爪皓佐:Mirage 2016(委嘱初演)、岡本和也:タイの旋律に寄せる二つの歌(初演)、R・シューマン:謝肉祭より(森田編)
⑥IGOSSO
・宮脇祐と岡本和也によるギター2重奏。ロック、ラテン、クラシックなどを融合したような激しさとノリの良さを身上とする、高知県出身の新鋭ギターデュオ。
⑦大坪純平ギター独演会
・コンテンポラリーギターワークス。現代のギター作品のみを取り上げたソロ演奏。ベリオのセクエンツァ、ライヒのカウンターポイントなどめったに聴けない秘曲を演奏。カウンターポイントは半年かけて自信で多重録音したCD音源をバックにエレキギターを演奏するというカラオケ方式で演奏。
⑧吉住和宏
・「アポヤンディストならだれでも知っておきたいギターのこと」をテーマにした講演。オルゴールにチラシ(紙)を接触させてギターの表面板に例えて音量増加の実演をしたり、初めて見聞することもあり非常に勉強になった。
⑨アンサンブル晶
・オープニングに続いてフィナーレもアンサンブル晶によるギター5重奏で締めくくられた。編曲はすべてミスターKによる。演奏の途中でミスターKが登場し挨拶したが、なんとタイガーマスクの被り物をしていたので、その正体はついに最後まで謎のままだった。いや、その話の内容が謎だったとのうわさも(笑)。
・ミスターKがキムヨンテさんでは無く全くの別人であった事が判明し大勢の人を驚かせたが、多くの謎を残したままその正体は次回の第2回アポヤン道ギターフェスティバル・ミスターKの”逆襲”(仮)に持ち越されることとなった。その正体が明かされる日は来るのだろうか、、、。
おっと、素晴らしいイベントであったため大変長文になってしまいましたが、この辺でペンを置きます。明日の小暮浩史ギターリサイタルin千葉の準備もありますので(笑)。
それでは、来年の第2回大会が開催されることを願いつつ、さようなら。
![ぴかぴか(新しい)]()