【写真】プロギタリスト池田慎司氏
皆さんこんにちは。
千葉ソロギターサークル主催で、北九州在住のプロギタリスト池田慎司氏のマスタークラスを開催します。
日程は5月15日(日)9:00~17:00。会場は千葉市ハーモニープラザ内男女共同参画センター2FスタジオAです。
受講者6名は既に決定していますので、聴講生を募集しています。聴講料は1,000円です。私(上原淳)までメッセージでお申し込みください。
受講者の中には若手プロの方もいらっしゃいます。私も受講予定です。
レッスン後には池田先生のミニコンサートも開催されます。池田先生の演奏は関東ではなかなか聴くことが出来ませんので、貴重な機会になります。曲目は当日のお楽しみです。
イベントの最後には池田先生を囲んで懇親会も開催します。また打上げも開催しますので、親睦を深める事が出来ると思います。この機会に是非お越しください。
<池田慎司マスタークラス開催概要>
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【イベント名称】池田慎司クラシックギター・マスタークラス(ミニコンサート付)
【日時】2016/5/15/(日)9:00~17:00
【会場】千葉県・千葉市男女共同参画センター・ハーモニープラザ2F「スタジオA」
【会場アクセス】京成電鉄千原線「千葉寺駅」下車、徒歩6分
http://
【聴講料】1,000円
【問合せ】080-3470-3663、okochan_2002@hotmail.com (千葉ソロギターサークル事務局・上原淳)
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【池田慎司プロフィール】
1976年、北九州生まれ。9才より堀幸悦に師事。
1995年よりスペインに留学しアポロ音楽院に学ぶ。
アルコイにて巨匠、ホセ・ルイスゴンザレスに師事。
1996年、スペインギターコンクール第2位。(東京)
1997年、ベーレス・マラガ国際コンクール第2位。
1998年、第44回九州ギター音楽コンクール第1位。
1998年、帰国。
以後、福岡、東京、名古屋、北海道、韓国などでリサイタルを行う。
2002年8月、静岡にて行われた「国際ギターセミナーin AOL(講師:オスカー・ギリア、
福田進一)」において、特に優秀と認められた生徒第3位に選ばれる。
2004年、九州交響楽団とアランフェス協奏曲を共演し好評を博す。
2008年、Hakujuギターフェスタにて、エドゥアルド・フェルナンデス、福田進一、荘村清志トカルテットにて共演。
ミュージックカルチャー「プレリュード」ギター科講師。 池田ギター教室主宰。福岡県北九州市在住。
【池田慎司ホームページ】
http://
以上、宜しくお願い致します。
池田慎司クラシックギター・マスタークラス(ミニコンサート付)開催のご案内
坪川教室&ブラーボ教室合同発表会のお知らせ

【画像】目黒のCafe y Libros(カフェ・イ・リブロス)へのアクセス

明日5月1日(日)13時~坪川教室&ブラーボ教室合同発表会が開催されます。
私の現在のギターの師匠は坪川真理子さんですが、毎年2回の発表会があります。
毎回ブラーボさんの教室との合同発表会となっており、多数の方の演奏が聴けて交流できるのが楽しみです。
私は今回は、先日のバッハコンクールの為に練習した曲を弾く予定です。バッハのクーラント、タレガのマリーア、ヴィラ=ロボスの前奏曲第4番の3曲です。
コンクールの2次予選で弾いたクーラントを、少しはまともに弾くのが目標です。
会場は、これまでは池袋のGGサロンでしたが、今回は初めて目黒のCafe y Libros(カフェ・イ・リブロス)での開催です。
http://
お時間のある方は聴きにお越しください。坪川さんとブラーボさんの演奏が聴ける可能性大です。入場無料です。
プログラムが坪川さんのFacebookに掲載されていましたので転載します。

【坪川教室&ブラーボ教室合同発表会・曲目】
<第1部>
禁じられた遊び(作者不詳)
水神の踊り(J.フェレール)
プレリュード(J.セナモン)
Melodia Breve (R.シューマン)
ソルの主題による変奏曲(M.リョベート)
神秘の障壁(F.クープラン~パークニング編)
エリーゼのために(L.V. ベートーベン)、アルハンブラの想い出(F.タレガ)
プレリュードNo.7(F.ショパン~タレガ編)、エチュードOp.31-10 (F.ソル)
<第2部>
マズルカ・ショーロ(H.ヴィラ=ロボス)
G&Vn
真珠採り(G.ビゼー~小胎編~冨田改編)
2つのキューバのテーマ<キューバの子守歌、魅惑の瞳> L.ブローウェル
エチュードOp.35-17、アンダンテ・ラルゴOp.5-5(F.ソル)
想い出、滝(J.セナモン)
グラン・ワルツ(F.タレガ)、ロマンツァ(E.プジョール)
黒い花(F. デ・カロ)
マズルカ・ショーロ(H.ヴィラ=ロボス)
<第3部>
エチュードNo.9(F.ソル)
トレモロ(R.バルトリ)
古い菩提樹(S.ルドネフ)
エチュードNo.1、ソロ・タンゲアード(Q.シネーシ)
クーラント~無伴奏チェロ組曲第3番BWV1009より(J.S.バッハ)
マリーア(F.タレガ)
プレリュードNo.4(H.ヴィラ=ロボス)
アラビア風奇想曲(F.タレガ)
スケルツォ・ワルツ(M.リョベート)
ブエノスアイレスの春(A.ピアソラ~アサド編)
<第4部>
朧月夜 (岡 野貞一)
マドローニョス (F.M.トロ―バ)
スケールのエチュード(J.クレルチ)
アクアレル(S.アサド)
プレリュードホ短調(M.ポンセ)
大聖堂(A. バリオス)
わが宿(シューベルト~メルツ編)
ファンダンギーリョ(J.トゥリーナ)
以上。

そう言えば、午前中は年末の千葉ソロギターサークル第8回定期演奏会の会場確保の為に、千葉市生涯学習センターに行って抽選会に参加してから、発表会に向かいます。

坪川ギター教室&ブラーボギター教室合同発表会終了
【写真15】打上げの様子3(中央の美人さんは彼氏募集中!希望者は私まで(笑)。)
皆さん、こんにちは。
昨日5月1日(日)13時~坪川真理子ギター教室&レオナルド・ブラーボギター教室の門下生合同発表会が開催されました。
毎年2回の発表会がありますが、毎回坪川さんとブラーボさんの教室との合同発表会となっており、多数の方の演奏が聴けて交流できるのでとても楽しいイベントとなっております。
今回の会場は、これまでの池袋のGGサロンから変わって、初めて目黒のCafe y Libros(カフェ・イ・リブロス)でした。定員40人程度のこじんまりした会場でしたが、ギターの音は良く聴こえました。時折目の前を通る電車の音が少し気になりましたが。
http://
私は今回は、先日のバッハコンクールの為に練習した曲を弾きました。バッハのクーラント、タレガのマリーア、ヴィラ=ロボスの前奏曲第4番の3曲です。
コンクールの2次予選で弾いたクーラントはとてもふがいないもので自己採点20点ほどでしたが、今回はその反省及び経験を生かし60点程。まずまずの演奏でホッとしました。バッハコンクールは来年も同じ課題曲なのでまた1年間弾き込んで、来年は多少は納得の行く演奏が出来るよう精進します。
マリーアと前奏曲第4番はミスはありましたが、まずまずの演奏は出来たと思います。
今回の出演者の中ではやはり、伊藤亘希、石丸陸、斎藤優貴の若手3人の演奏がずば抜けていました。彼らの演奏を聴けただけでもイベントに参加した甲斐があったと言えるほどの素晴らしい演奏でした。
石丸さんと斎藤さんは明日5/3のクラシカルギターコンクールにも出場するとの事で、課題曲を中心に演奏していました。本選進出はもちろん、優勝を狙える演奏だったと思います。
石丸さんの演奏はとにかく端正で流れの心地よい音楽、そして何よりも音色の美しさが魅力的です。あまり表面には出しませんが、音楽に秘めた情熱は熱いものを感じます。最近ギターをフランスのユーゴ・キュビリエに替え、音色の美しさはそのままにラティス構造の特性を生かし全体的な迫力が増していました。
斎藤さんはの演奏は久しぶりに聴きましたが、第一印象は音色が変わったと感じました。これまではどちらかと言うと線の細い堅めの音でしたが、柔らかさや太さのある音になりつつあるのを感じました。昨年まで2年連続の第2位入賞者ですから、今年は念願の優勝を期待したいです。ちなみに斎藤さんはこの春に音大付属高校を卒業し、秋からヨーロッパの音大に留学予定との事です。
伊藤さんは、最近初めてスペインやドイツを訪れ研鑚を積んだとの事で、演奏もプロとして活動を始めた安定感と貫録が感じられる演奏でした。明日のクラシカルにはエントリーしていませんが、秋のスペインギター音楽コンクールには出場するようです。
発表会終了後は、会場近くの本格中華屋さんで打上げ。打上げでは若手名手3人によるギターの生演奏もあり、大いに盛り上がりました。
両先生、参加者の皆さん、お疲れさまでした。
【坪川教室&ブラーボ教室合同発表会・曲目】
<第1部>
禁じられた遊び(作者不詳)
水神の踊り(J.フェレール)
プレリュード(J.セナモン)
Melodia Breve (R.シューマン)
ソルの主題による変奏曲(M.リョベート)
神秘の障壁(F.クープラン~パークニング編)
エリーゼのために(L.V. ベートーベン)、アルハンブラの想い出(F.タレガ)
プレリュードNo.7(F.ショパン~タレガ編)、エチュードOp.31-10 (F.ソル)
<第2部>
マズルカ・ショーロ(H.ヴィラ=ロボス)
真珠採り(G.ビゼー~小胎編~冨田改編)※G&Vn二重奏
2つのキューバのテーマ<キューバの子守歌、魅惑の瞳> L.ブローウェル
エチュードOp.35-17、アンダンテ・ラルゴOp.5-5(F.ソル)
想い出、滝(J.セナモン)
グラン・ワルツ(F.タレガ)、ロマンツァ(E.プジョール)
黒い花(F. デ・カロ)
マズルカ・ショーロ(H.ヴィラ=ロボス)
<第3部>
エチュードNo.9(F.ソル)
トレモロ(R.バルトリ)
古い菩提樹(S.ルドネフ)
エチュードNo.1、ソロ・タンゲアード(Q.シネーシ)
クーラント~無伴奏チェロ組曲第3番BWV1009より(J.S.バッハ)
マリーア(F.タレガ)
プレリュードNo.4(H.ヴィラ=ロボス)
アラビア風奇想曲(F.タレガ)
スケルツォ・ワルツ(M.リョベート)
ブエノスアイレスの春(A.ピアソラ~アサド編)
<第4部>
朧月夜 (岡 野貞一)
マドローニョス (F.M.トロ―バ)
スケールのエチュード(J.クレルチ)
アクアレル(S.アサド)
プレリュードホ短調(M.ポンセ)
大聖堂(A. バリオス)
わが宿(シューベルト~メルツ編)
ファンダンギーリョ(J.トゥリーナ)
以上。
そう言えば、昨日の午前中に参加した年末の千葉ソロギターサークル第8回定期演奏会の会場「千葉市生涯学習センター」の抽選会ですが、残念ながら外れました。また来月挑戦したいと思います。
第47回クラシカルギターコンクール結果
【写真6】2次予選参加者名簿(数字は演奏順、A~Cは課題曲)
皆さんこんばんは。
先ほど、Facebookで会場から速報をお届けしましたが、写真を交えて簡単にレポします。
明日は茨城県のギター文化館でシニアギターコンクール観戦の為、朝5時半に出発なので今日は早々に寝ます。
まずは改めて本選結果から。(以下、全て敬称略)
【第47回クラシカルギターコンクール本選結果】
第1位 ノエル・ビリングスリー
第2位 斎藤優貴
第4位 渡邊華
第5位 藤原盛企
第6位 田中春彦
第6位 頼本小次郎
*3位空席、6位が同点で2名
会場はいつもの東京・武蔵野文化会館小ホールが改築工事のため、今回は東京・中央区の日本橋公会堂で開催された。開演は12時、終演は19:30頃。
1次テープ審査を通過した33名が参加。4名の棄権者を含めると37名が名簿に記載されていた。
本選をかけた2次予選の課題曲はポンセのワルツ、スケルツィーノ・メヒカーノ、プレリュードの3曲の中から任意の1曲を演奏して競われた。
2次予選で課題曲が複数あったのは珍しいと思う。初の試みかも知れません。ただ、審査する方は審査基準の設定に苦労したようです。
本選には上記6名が進出したが、他に私が個人的に評価が高いと思った方は下記の方々。
石丸陸、長佑樹、荒井一穂、飯田敏史、大沢美月、北代岳、西田武史、堀内裕行、箭田昌美。
予想外だったのは、石丸さんの落選。私は予選1位か2位だと思っていたので。長さんも含め上位陣との点差はほとんどなかったと思う。
本選結果は極めて順当な順位づけだったように思います。本選の課題曲はバリオスの大聖堂全3楽章という聴きごたえのある曲であった。
特に上位の2名は他の方に比べ、実力がずば抜けており、3位以下を大きく引き離していたと思う。と言う私の予想通り、審査講評では上位2名と3位以下がかなり差があり、結果として珍しく3位空席となり、同点だったという事で6位が2名となったとの事。
優勝したノエルさんは、音楽性豊かにブリテンの名曲ノクターナルを詩的なセンスで弾き切ったのが印象に残った。存在感のある演奏家だと思う。楽器も良く鳴っており、特に低音の迫力は参加者中最高でした。イギリス人と日本人のハーフで、現在奥様の地元沖縄に滞在中とのことで、今回もわざわざ沖縄から移動しての参加であったとの事で、優勝賞金35万円は嬉しかったと思います。
2位の斎藤さんは、昨年、一昨年に続く3年連続の3位。これは史上初の珍事。最近は音色にも成長のあとが感じられ、柔らかく太い音が出せるようになってきたのを感じた。指は元々回っていたので将来の成長が楽しみです。今回は師匠の坪川先生の愛器、マリンを使用しての出場であった。
来年の1次テープ審査の課題曲はソルの月光、2次予選はヴィラーロボスの前奏曲第4番、本選はタンスマンのカバティーナ組曲からプレリュード、バルカローレ、ダンサ・ポンポーザの3曲、との事。
ソルとヴィラ=ロボスは弾いた事があるので、来年は久しぶりに私も挑戦しようかと思案中。
第11回シニアギターコンクール結果
【写真8】ミドル第2位の吉岡さん(千葉ソロギターサークル会員)
【写真9】シニア第2位の上原さん(千葉ソロギターサークル会員)
【写真10】シニア第3位の黒田さん(千葉ソロギターサークル会員)
【写真11】シニア第5位の小林さん(千葉ソロギターサークル会員)
【写真12】前年度シニア部門優勝者堀田京子さんの記念演奏(千葉ソロギターサークル員)
皆さん、こんにちは。
5/3のクラシカルに続いて、5/4はシニアギターコンクール観戦に行ってきました。
会場は茨城県石岡市のギター文化館。午前10時から午後6時ごろまで、大人の本気の熱気あふれるイベントでした。
当日会場から予選結果を報告しましたが、その後に行われた本選の結果をお知らせします。
【第11回シニアギターコンクール本選結果】
<ミドル部門~10名参加>35~54歳
第1位 廣岡甲太郎(群馬)
第2位 吉岡信夫(埼玉)
第3位 松田利枝(滋賀)
第4位 桧山政広(青森)
<シニア部門~32名参加>55歳以上
第1位 鈴木幸男(茨城)
第2位 上原和男(千葉)
第3位 黒田公子(埼玉)
第4位 柏木丈夫(東京)
第5位 小林丈記(千葉)
第6位 山本英雄(茨城)
優勝した鈴木さん、廣岡さん、おめでとうございます。
特に鈴木さんは、シニア部門で毎年のように優勝候補と言われていましたが、挑戦5回目でついに栄冠を勝ちとりました。
これで、ミドル部門とシニア部門の両部門を制覇した二人目の快挙達成者となりました。おめでとうございます!ちなみに一人目は北海道の川田さんです。私も両部門制覇を狙っていたのですが、来年から年齢区分が変わる事になり夢と消えました。新たなシステムでゼロからの再スタートとなるとの事です。詳細は後述。
ミドル部門優勝の廣岡さんは昨年の5位から一気にジャンプアップしての優勝でした。38歳とシニアコンクールに挑戦する人の中では最年少に近い方です。2位以下を大きく引き離しての圧倒的な優勝だと感じました。その余裕のある弾き振りからもしやプロ?と思われたが、群馬でインド料理店を経営している社長さんとの事。
千葉ソロギターサークルメンバーも8名が参加し、4名が本選進出と大健闘しました。
惜しくも優勝は逃しましたが、ミドル部門で2位、シニア部門で2位、3位、5位に入賞しました。
ちなみに昨年のシニア部門の優勝者、堀田京子さんも千葉ソロメンバーで、約30分の前年度優勝記念演奏を行い、完成度の高い安定した演奏でイベントに華を添えていました。
毎回感じる事ですが、今回も普段の実力を出し切れずに予選落ちして行く姿を多数目のあたりにし、改めて一発勝負のコンクールの難しさを感じました。実力がある事が分かっているのに、突然止まったり、手が震えてまともに弦が捉えられなくなったり、弾き直したりと、まるでステージの魔物に飲み込まれたかのような感じでした。緊張感がひしひしと伝わり、見ていて胸が締めつかられる思いでした。これにめげずに、対策を立て来年もまた果敢に挑戦して欲しいものです。
このシニアギターコンクール、今回で11回目となりますが、まだ知らない方もいるようです。下記のようなギター界の著名人が審査員として参加する、シニアギター愛好家には大きなイベントに成長しています。
今年の審査員は濱田滋郎氏、藤井敬吾氏、本木盛夫氏、中村俊三氏、北口功氏、宮下祥子氏、角圭司氏。過去には小原聖子氏もいました。毎回審査講評を行うのは藤井敬吾氏です。内容が濃く愛情たっぷりで辛口の講評は毎回参考になります。
そう言えば、来年からこのコンクールのルールが大きく変更となり、年齢区分が変更されました。現状の2区分から下記4区分に増えます。
Future部門 24歳以下
Middle部門 25~59歳
Senior部門 60~69歳
Respect部門 70歳以上
つまり、35歳以上の年齢制限が無くなり、何歳でも参加できるようになったのです。
となるとシニアでない若手の方も参加出来るようになるという事になり、コンクールの名称も実体に即していなくなってしまいます。名称変更も検討する必要性が考えられます。例えば、ギター文化館音楽コンクール、やさとギターコンクールなど。年齢を連想させるシニア等の言葉を入れない方が実体に合っていると思います。ただ、個人的には親しまれた”シニア”ギターコンクールと言う名称は維持して欲しい気がします。多少実態と離れたとしてもこれまで11年間築いてきたイメージの継続性もありますので。
また、この年齢区分変更に伴い、過去にこのコンクールで優勝した方々ももう一度新しい年齢区分に従って挑戦しても良いとのアナウンスもありました。という事は私にも挑戦権が復活した事になりますが、来年挑戦するかどうかは未定です。クラシカル挑戦を優先に考えていますので、2日連続でのコンクール挑戦はさすがに厳しいです。
毎年感じる事ですが、ギター文化館がある茨城県石岡市は千葉市から遠いです~(笑)。もう少し都心に近いと気軽に行けるのだが、、、。その代り、大自然の懐に飛び込んで行くかのような山奥の自然環境の豊かさを堪能する事が出来るので、痛し痒しと言う感じです。
最後に告知ですが、5/29(日)千葉市生涯学習センター・メディアエッグ(小ホール)にて渋谷環ギターリサイタルin千葉を開催します。渋谷さんは千葉ではほとんど演奏した事が無いとの事でし。この機会に是非聴きにお越しください。詳細は下記「千葉ソロギターサークル公式ブログ2」で。
http://
藤井敬吾クラシックギター・マスタークラス開催終了
【写真1】レッスン会場、千葉市男女共同参画センター・ハーモニープラザ2F「スタジオA」全景
皆さん、こんばんは。
大変遅くなりましたが、3/6(日)に開催したプロギタリスト藤井敬吾氏を千葉にお招きしてマスタークラスの報告です。
会場は千葉市ハーモニープラザ内の男女共同参画センター2階のスタジオAです。
今回は6名のレッスンが行われましたが、5月に迫ったシニアギターコンクールの課題曲や自由曲で受講される方が3名いました。
その後、実際に5/4のシニアギターコンクールでは、レッスンの甲斐あって第2位入賞を果たした方もいました。
藤井先生はこのコンクールの審査員をされておりますので、審査ポイントやアドバイス等が詳細に聞けた事が好成績につながった事と思います。
私もヴィラ=ロボスの前奏曲第4番、バッハのチェロ3番のクーラントを受講。タレガのマリーアも少し見てもらいました。
藤井先生のレッスンは、音楽的な知識に裏付けられた指導、ご自身の探究心や経験からくる豊富な理論や体験談などがふんだんにちりばめられたもので、聴く人を惹きつける巧みな話術と共に大変貴重で有意義なものでした。今後も年に一度程度定期的に千葉にお招きしたいと思いました。
レッスン終了後には藤井先生のミニコンサートがあり、あの名曲「羽衣伝説」の自作自演、ビバルディの四季より春のギターソロ自編版など魅力的な曲が演奏されました。
打ち上げでは、藤井先生の為になるお話、楽しいお話はたくさん聞けて、上がらないようにするにはどうしたら良いか等皆さんの質問にも丁寧に答えて頂き、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。
<イベント開催概要>
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【イベント名称】藤井敬吾クラシックギター・マスタークラス(ミニコンサート付)
【日時】2016/3/6/(日)9:00~17:00
【会場】千葉県・千葉市男女共同参画センター・ハーモニープラザ2F「スタジオA」
【受講生】6名
【主催】千葉ソロギターサークル(代表:上原淳)
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【藤井敬吾マスタークラス・タイムスケジュール】
09:00 会場前ロビーに集合
09:00~09:15 会場設営、受講者・聴講者受付
09:15~10:15 UKさん:①マジョルカ (I.アルベニス)、②練習曲No.35-17(F.ソル)
10:15~10:18 休憩(3分間)
10:18~11:18 SMさん:①アルハンブラの思い出(F.タレガ)
11:18~11:21 休憩(3分間)
11:21~12:21 Donbukuさん:①ファンダンゴ(J.ロドリーゴ)、②プレリュードBWV998(J.S.バッハ)
12:21~13:06 昼食(45分間)
13:06~14:06 OMさん:①練習曲No.35-17(F.ソル)、②アンダンテ・ラルゴ(F.ソル)
14:06~14:09 休憩(3分間)
14:09~15:09 NA0:①前奏曲第4番(H.ヴィラ=ロボス)、②クーラント~チェロ組曲第3番より(J.S.バッハ)
15:09~15:12 休憩(3分間)
15:12~16:12 KEさん:①練習曲No.35-17(F.ソル)、②魔笛の主題による変奏曲(F.ソル)
16:12~16:22 休憩(10分間)
16:22~16:37 藤井敬吾ミニコンサート(15分間)
16:37~16:55 藤井敬吾さんを囲んで懇親会(18分間)
16:55~17:00 片づけ・撤収(5分間)
17:00~17:15 打上げ会場へ移動
17:15~19:15 藤井敬吾さんを囲んで打上げ・夕食会(自由参加)
19:15 解散
以上。
池田慎司クラシックギター・マスタークラス開催終了
皆さん、こんばんは。
5/15(日)千葉ソロギターサークル主催で、北九州在住のプロギタリスト池田慎司氏のマスタークラスを開催しましたので報告します。
池田さんは、5/13(金)東京・銀座~14(土)神奈川、と2日間連続でスペインギターフェスタでソロや重奏のコンサートに出演した後に、今回のマスタークラスをやって頂きました。
日程は5月15日(日)9:00~17:00。会場は千葉市ハーモニープラザ内男女共同参画センター2FスタジオAです。
今回の受講者は6名、千葉ソロギターサークルメンバーが4名、それ以外が2名でした。アマチュア4名プロ2名です。遠く新潟からこの日の為に受講にきた方もいました。聴講生も数名参加して下さいました。
私は、ヴィラ=ロボスの前奏曲第2番と第4番で受講しました。
池田さんのレッスン内容ですが、まず最初に各レッスン生の演奏を聴いた上で、何が問題なのかを的確に把握し、その人に必要な事をレッスンする形で進められました。
例えば、運指の問題だったり、表現の問題だったり、ミスの問題だったり、心の問題だったりととテーマは様々です。
曲の表現方法については、ありきたりの固定された表現だけにとらわれず、いろいろな可能性を追求し、よりふさわしい、より新しい、自分なりの表現を見つけ出すことの大切さを感じさせました。つまり、1つのフレーズに対し様々なアイデアを駆使し、表現の幅を広げる事です。表現の引き出しを数多く試行錯誤する事の大切さ、面白さを力説していました。
特に得意のブラジルや南米の曲では本領発揮と言う感じで、ショーロやサンバ、ボサノバ、などに関する豊富な経験と知識で、その曲の持つ魅力を新たな角度から構築してくれました。実際に弾いて示してくれるので説得力が有るレッスンを展開して下さいました。
メトロノームの有効な使い方、自分の弱点を知る方法、ミスを減らす練習方法など、時間いっぱい独自の有意義なレッスンが行われ、受講者、聴講者にとっては大変貴重な勉強となりました。
レッスン終了後には、池田さんのミニコンサートを開催。これを楽しみにしていた方も多いです。当初15~20分程度の予定でしたが30分近くの熱演をして下さいました。
曲は、今年発売された約10年ぶりのソロCD収録曲を中心に、ペルナンブーコの鐘の響き、ヴィラ=ロボスのショーロス第1番、ロドリーゴの祈りと踊り、ジョピンのフェリシダージ、等です。
打上げは、予定していた会場近くの居酒屋さんが満席だったので、その隣のジョリーパスタで開催。
池田さんのCDにサインをしてもらったり、ギター談義に花が咲き、新しい出会いと親睦を深められる楽しい時間を過ごしてお開きとなりました。
私は、車で朝8時半に池田さんの宿泊先のホテルに迎えに行き、最後は千葉駅に送ってこの日のミッションは終了しました。
今後も折を見て、このようなマスタークラスを開催して行きたいと思います。ちなみに次回は8/21に渋谷環さんを千葉にお招きしてマスタークラスを開催します。おっと、その前に今月5/29は渋谷環ギターリサイタルin千葉ですよ!是非聴きにお越しくださいね。
講師の池田先生、受講者、聴講者の皆様、そして今回のマスタークラス開催を応援して下さった皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
1.【池田慎司クラシックギター・マスタークラス開催概要】
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1.日時:2016年5月15日(日)9:00~17:00(8時間)
2.会場:千葉市ハーモニープラザ内千葉市男女共同参画センター2F「スタジオA」(京成電鉄千葉寺駅から徒歩6分)
【会場HP】http://
【会場アクセス】http://
3.受講者:6人
4.受講時間:約55分/一人
5.主催:千葉ソロギターサークル(代表:上原淳)
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2.当日のスケジュール
1.YMさん 9:20~10:15
・ワルツ第3番(A.バリオス)
・ワルツ第4番(A.バリオス)
2.NAO 10:20~11:15
・前奏曲第2番(H.ヴィラ=ロボス)
・前奏曲第4番(H.ヴィラ=ロボス)
3.みたぽんさん 11:20~12:15
・プレリュード ホ長調(M.M.ポンセ)
【食事休憩】12:15~13:00
4.KMさん 13:00~13:55
・スケルツォワルツ(M.リョベート)
5.KAさん 14:00~14:55
・椿姫の主題による幻想曲(J.アルカス)
6.NMさん 15:00~15:55
・アナトリア民謡による主題と変奏曲(C.ドメニコーニ)
【休憩】15:55~16:10(15分間)
【池田慎司ミニコンサート】16:10~16:30(20分間)
【池田慎司さんを囲んで懇親会】16:30~16:55(30分間)
【撤収】16:55~17:00(5分間)
【池田慎司さんを囲んで打上げ】17:15~19:30
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以上。
ピアニスト高木洋子さんNHK「ららら♪クラシック」に出演

本日5/21夜9時半より、友人のピアニスト高木洋子さんがNHKEテレ1、午後9時30分~午後10時00分、ららら♪クラシック「ミヨーの“スカラムーシュ”」に出演します。
ギター曲も作曲しているダリウス・ミヨーの2台のピアノのための組曲「スカラムーシュ」を演奏します。
ご興味のある方は是非ご覧ください。以下NHKのHPより転載。

NHKEテレ1、午後9時30分~午後10時00分
ららら♪クラシック「ミヨーの“スカラムーシュ”」
リオの旋律に燃えた男 3つのキーワード (1)“ありもの”で大サービス!? (2)異国のメソッドに開眼 (3)ダンサブルに乗り乗り~
躍動感あふれる旋律が展開する2台のピアノのための組曲「スカラムーシュ」。フランスの作曲家ダリウス・ミヨーは、思いがけないことをきっかけにこの曲を作り上げた。いったい彼に何が起きたのか。楽曲解説コーナーでは、強力な助っ人が登場。「スカラムーシュ」の音楽的な特徴を解き明かす。思わず踊り出したくなるような陽気でリズミカルなクラシック音楽とは…【ゲスト】ダニエル・カール(タレント)
楽曲
「“スカラムーシュ”から 第1楽章 第3楽章」
ダリウス・ミヨー:作曲
(ピアノ)下山静香、(ピアノ)高木洋子
(5分20秒)
~NHK102スタジオ~
【NHK番組HP】
http://

建孝三ギターリサイタル鑑賞
【写真6】終演後のロビーで建さんと言葉を交わすために列を作る多数のお客さん
【写真8】会場前の広場では珍しいクラシックギターのストリートパフォーマンスがあった。カナダ人との事。(オマケ)
皆さんこんばんは。
昨日5/21(土)建孝三ギターリサイタル鑑賞してきました。
会場はクラシック音楽のメッカ、東京文化会館の小ホール。ギター1本のリサイタルですが、多数のお客さんが来ていました。
前半がオペラのアリアを題材にしたギターオリジナル曲、後半が讃歌をテーマにした曲集でしたが、ブリテンのノクターナルや、ジュリアーニのロッシニアーナ第1番など大曲を並べた重厚なプログラムで聴きごたえがありました。
建さんのサントス・エルナンデスのギターはしっかりと会場いっぱいに響いていました。1曲目は少し音が硬いかなとも感じましたが、弾き進むにつれて次第に柔らかい音や重みのある音になり、伸びのある高音と迫力のある低音のバランスも良く、楽器の性能を出し切るタッチと確実なテクニックは素晴らしかったです。演奏家・音楽家としての素晴らしさを改めて感じました。アンコールのバーデン・ジャズ組曲まで聴衆を魅了していました。
以下、建さんのFacebookページより曲目などを引用します。
KOZO TATE GUITAR RECITAL
21, 5, 2016 Tokyo Bunka-kaikan
Fantasy on Theme from Verdi's Rigoletto Op.63/J.K.Mertz
Fantasy on Theme from Verdi's Traviata/J.Arcas
Variations on Theme from Mozart's Magic Flute Op.9/F.Sor
Rossiniana No.1 Op.119/M.Giuliani
Nocturnal Op.70/B.Britten
Omenaje "Le Tombeau de Debussy"/M.de.Falla
Hommage a Tarrega/J.Turina
Capriccio Diabolico/M.Castelnuovo Tedesco
5/30(月)ギタリストTV出演情報【斎藤明子×10弦ギターの魅力】
皆さんこんにちは。
ギタリストTV出演情報です。
5/30(月)斎藤明子さんがTV東京のBSジャパン『エンター・ザ・ミュージック』に出演し、関西フィルとアランフェス協奏曲などを弾くようです。
以下、BSジャパンのHPより番組情報を転載します。
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【番組】TV東京・BSジャパン『エンター・ザ・ミュージック』
【放送日】2016年5月30日(月)夜11時00分~夜11時30分
【ゲスト】斎藤明子(クラシック・ギタリスト)
【出演】関西フィルハーモニー管弦楽団
【司会】藤岡幸夫(指揮者)、繁田美貴(テレビ東京アナウンサー)
クラシック・ギタリストの斎藤明子をゲストに迎え、10弦ギターで奏でる素敵な音色をお届けすると共に、楽器の仕組み、魅力に迫る。関西フィルとの共演で「アランフェス協奏曲」を披露!
ひとことで「音楽会」と耳にすると、オーケストラが奏でる壮大なシンフォニーだったりバイオリンソナタなど、ちょっと敷居が高くて堅苦しいと思われがちですが、その楽曲や作曲者のエピソードを知ると、その音楽がとても身近に感じられます。
番組では、毎回お招きするゲストと指揮者・藤岡幸夫が「音楽は世界を豊かにする!」をコンセプトに、音楽のジャンルを越えたトークや演奏に挑戦し、今までの常識を打ち破った「新しい世界」へ誘います。クラシック音楽の新たな魅力を発見し、ぐっと近くに感じることのできるライヴ・ミュージックショーです!
明日開催の渋谷環ギターリサイタルin千葉、ご来場お待ちしています!詳細は下記。
http://ameblo.jp/csgc/entry-12155311884.html
千葉ソロギターサークル・ステージ練習会開催のご案内
【画像3】千葉市生涯学習センター・小ホール
皆さんこんばんは。
本日は、千葉ソロギターサークル主催のステージ練習会のご案内をさせて頂きます。
ステージ練習会とは人前で弾く機会を設けてステージ度胸をつけよう、と言う趣旨で開催している、千葉ソロギターサークルの主要イベントです。
毎月第1土曜日と第3日曜日の2回開催を基本にしています。時間は毎回13:00~17:00です。
会場は千葉市・幕張ベイタウンコア・音楽ホールが基本です。都合により千葉市末広公民館、千葉市生涯学習センター、千葉市男女共同参画センター等の会場を使用します。
現代ギター誌やギターの友誌などのイベントガイドコーナーにも掲載していますので、お手元の雑誌をご確認下さい。
ご興味のある方は是非一度見学にお越しください。もちろん見学は無料です。刺激を受けて演奏参加したくなること請け合いです。
今月6月の開催予定について、渋谷環ギターリサイタルin千葉のチラシ裏面に掲載した日程が2回とも変更になりましたので、下記の通りに変更いたします。見学や参加を予定していた方はご注意ください。
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★第120回ステージ練習会開催のご案内★
【日時】2016/6/5(日)13:00-17:00(4時間)
【会場】千葉市末広公民館・2F講堂(定員40~50名)
【会場紹介HP】http://
【会場アクセス】http://
(JR外房線・内房線本千葉駅徒歩13分)
【会場連絡先】043-264-1842(末広公民館)
【演奏時間】15分以内/一人
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★第121回ステージ練習会開催のご案内★
【日時】2016/6/21(日)13:00-17:00(4時間)
【会場】千葉市末広公民館・2F講堂(定員40~50名)
【会場紹介HP】http://
【会場地図】http://
【演奏時間】15分以内/一人
【会場連絡先】043-264-1842(末広公民館)
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★第122回ステージ練習会開催のご案内★
【日時】2016/7/2(土)13:00~17:00(4時間)
【会場】幕張ベイタウンコア・音楽ホ-ル(定員約200名)※別名:打瀬公民館・多目的ホール。
【会場HP】http://
【会場アクセス】http://
(JR京葉線海浜幕張駅徒歩15分)
【会場連絡先】043-296-5100(ベイタウンコア/打瀬公民館)
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★第122回ステージ練習会開催のご案内★
【日時】2016/7/17(日)13:00~17:00(4時間)
【会場】幕張ベイタウンコア・音楽ホ-ル(定員約200名)※別名:打瀬公民館・多目的ホール。
【会場HP】http://
【会場アクセス】http://
(JR京葉線海浜幕張駅徒歩15分)
【会場連絡先】043-296-5100(ベイタウンコア/打瀬公民館)
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渋谷環ギターリサイタルin千葉 開催終了
【写真1】出演者と主催者集合写真(右端:渋谷環さん、左端:上原淳)
皆さんこんにちは。
5/29(日)千葉市生涯学習センター地下1F・メディアエッグ(定員80名)にて「渋谷環ギターリサイタルin千葉」を開催しましたので報告します。
日本を代表する女流ギタリスト渋谷環(しぶやたまき)さんの、千葉での待望のソロコンサートでしたが、多数のお客様にご来場して頂いた中、盛況で終える事が出来ました。
渋谷さんのギターソロの他、高弟4人と結成した渋谷環室内ギターアンサンブル(ギター五重奏)が賛助出演する魅力的なコンサートでした。
渋谷さんの演奏は、男性的な迫力と女性的な繊細さを併せ持つ素晴らしいものでした。音楽に打ち込む姿と音は胸に迫るものがありました。
今回の楽器はいつものバルベロでは無く、桜井正毅RF(レイズドフィンガーボード)でしたが、楽器の性能をフルに発揮する演奏だったと思います。
渋谷環室内ギターアンサンブルも月並みな表現ですが、ぴったりと息の合った演奏でした。合奏用の高音楽器として通常使用されるアルトギター(通常のギターより5度高い)ではなくレキントギター(通常のギターより4度高い)を使用している点も、より柔らかいギター本来の音質にこだわった渋谷さんの強い意思を感じました。
指を痛めてから、長時間の演奏は難しいとの事でしたが、冒頭の摩笛、シャコンヌからアンコールのバリオスのフリアフロリダまでしっかり弾ききって頂きました。
お客様に書いて頂いたアンケート(何と回収率約80%)でも、演奏の素晴らしさに対する感激の言葉が多数書いてあり、主催者として今回のリサイタルを企画して良かったと、とても嬉しく思いました。
会場の千葉市生涯学習センター・小ホールは、コンサート専用ではありませんのでホールの残響は少ないですが、その分ギターの生音を至近距離で聴く事が出来ます。
今回も自費で作ったステージ台を設置して、お客様から演奏者が良く見えるようにすると共に、ステージ台の効果で音響的にも多少は良くなったように思います。
終演後は、会場近くの千葉駅前の居酒屋さんで14名で打ち上げ。
今回は、渋谷さんの提案で一人ひとり簡単に自己紹介とコンサートの感想などを述べてもらいましたが、これが大いに盛り上がりました。
渋谷さんともギター関係の話、その他色々な事を話す事が出来、親睦が深まりました。
何と言っても私にとって渋谷さんは、36年前のデビュー当時から知っているアイドルでしたので、その方を千葉にお呼びする事が出来た事は感激の一言です。
アルハンブラなどを弾いたデビューアルバム(もちろん当時はCDなどありませんからLPレコードです)、その2年後のセカンドアルバムもリアルタイムで購入しました。この日のリサイタルでは、その2枚のLPをステージの両サイドに掲示して会場の雰囲気を盛り上げました。
その2枚のLPレコードは現在CD化されています。その後に発売された3枚目のアルバム「アランフェス」のCDを含め3枚のCDも全て持っています。アランフェスのCDには今回サインをして頂き私の宝物になりました。
最後になりましたが、出演を快諾して下さった渋谷さん、スタッフ協力をして下さった千葉ソロギターサークルの皆さん、宣伝などで協力して下さった方々、そして何よりご来場して下さった皆様に心より感謝いたします。
また機会がありましたらその時も宜しくお願い致します。
P.S.
渋谷さんには8/21(日)に再度千葉市にお越しいただき、マスタークラスを開催する予定です。ミニコンサート付の素敵なイベントになると思いますので、皆さんのお越しをお待ちしています。受講生も募集中です。ご希望の方は私までお知らせください。
第120回クラシックギターステージ練習会開催終了
【写真2】会場の末広公民館・講堂
皆さん、こんばんは。
本日6/5(日)千葉ソロギターサークル主催、第120回クラシックギターステージ練習会を開催しました。
練習会のレポは、最後に記事を書いたのが昨年12/20の第108回でしたので12回ぶりの記事です。イベント目白押しで忙しく、練習会のレポまで手が回らなかったという感じです。
先週の渋谷環ギターリサイタルでとりあえず2016年前半のイベントは一段落しました。次回は8/13の小暮浩史ギターリサイタルから後半戦の開始です。そろそろ来年2017年度のイベント企画を進めている所です。
ステージ練習会は毎月2回開催していますが、記事に出来なかった時には目隠しをして1曲弾いた方や、アランフェス協奏曲の第2楽章をピアノ伴奏無しで弾いた方など色々と楽しい事がありました。
さて、本日のステージ練習会は久しぶりに千葉市中央区・末広公民館での開催でした。この会場は8年前に第1回ステージ練習会を開催した思い出の会場です。
本日の出席者は10名でしたが、飛び入りで1名追加し合計11名が演奏。見学者も2名おり、総勢13名が参加しました。見学者の一人は千葉ソロギターサークルに入会を希望してくれました。嬉しいです。
私は予定したソルの練習曲2曲、バッハのブーレ、タレガのマリーア、ヴィラ=ロボスの前奏曲第4番の5曲に加え、時間が余ったので追加でバッハのチェロ1番の前奏曲を弾き、合計6曲演奏しました。
人前で本格的に弾くのは初めての曲がソルの練習曲とバッハのブーレの2曲ありましたが、全体的にはまずまずの出来だったと思います。
他の方々も、ギター教室の発表会を控えた方、コンクールを控えた方などいつものように熱気あふれる演奏が繰り広げられ、充実の練習会でした。
演奏後は、いつもより時間が余ったので、少し長めの反省会を行い、上がらないようにするにはどうするか、上がった時はどうするか、など興味の尽きない話題で盛り上がりました。
練習会終了後は、通常ですと打上げとして近所のココスで食事会をしますが、本日は私の長男の18歳の誕生会がありましたので、私はそのまま帰宅しました。
参加者の皆さん、お疲れさまでした。
次回のステージ練習会は6/26(日)、会場は今回と同じ末広公民館での開催です。ご興味のある方はまずは一度見学(無料)にお越しください。一緒に弾きたくなること請け合いです。
♯♪第120回クラシックギター・ステージ練習会♪♭
《2016/6/5/日/13:00~17:00/千葉市末広公民館・2F講堂/主催:千葉ソロギターサークル》
♪ プ ロ グ ラ ム ♪
《第1部》13:20~14:22(演奏57分+予備5分=62分)
①SMさん~15分
(1)ロマンサ (A.ルビラ)3分
(2)アランブラの思い出 (F.タレガ)5分
(3)暁の鐘 (E.S.デラマーサ)5分
②KMさん~12分
(1)プレリュード第2番 (F.タレガ)
(2)エチュード Op.35-22 (F.ソル)
(3)つむぎ歌 (A.バリオス)
③UKさん~8分
(1)練習曲 (アグアド)2分
(2)水神の踊り (J.フェレール)6分
④KHさん~7分
(1)聖母の御子(カタロニア民謡) 3分20秒
(2)ラ・パロマ(S・イラディエル) 3分
⑤SMさん~15分
(1)ロートレック讃歌(デラマーサ)
(2)組曲2番(ブローウェル)
(3)森に夢みる(バリオス)
★★★休憩(10分間)★★★【14:22~14:32】
《第2部》14:32~15:37(演奏60分+予備5分=65分)
⑥NAO~15分
(1)練習曲”月光”~セゴビアNo.5(F.ソル) 2分30秒
(2)練習曲~セゴビアNo.2(F.ソル) 1分10秒
(3)ブーレ~リュート組曲第1番BWV996より(J.S.バッハ)1分30秒
(4)マリーア(F.タレガ) 1分30秒
(5)前奏曲第4番(H.ヴィラ=ロボス)4分00秒
⑦まりあさん~14分
(1)盗賊の歌(カタロニア民謡/M.リョベート編)3分30秒
(2)マズルカショーロ(H.ヴィラ=ロボス)3分30秒
(3)ファンダンギーリョ(J.トゥリーナ)5分30秒
⑧KJさん~6分
(1)サマー(久石譲) 3分
(2)月光(F.ソル) 3分
⑨NKさん~10分
(1)エチュード OP-31-10(F.ソル)
(2)アラビア風奇想曲(F.タレガ)
⑩SYさん~15分
(1)ワルツ第3番(バリオス)4分30秒
(2)無伴奏チェロ組曲第1番からプレリュード(バッハ)3分30秒
(3)アルハンブラの思い出(タレガ)4分30秒
※希望者によるアンコールタイム(レパートリーがある方が追加で弾く。)
<反省会・片付け>16:30~17:00
以上
千葉大学&千葉工業大学ギタークラブ合同演奏会鑑賞
【写真1】終演後に記念撮影(右より千葉工大ギター部部長中嶋亮太さん、千葉大ギター部部長遠藤麻亜子さん、私)
【写真3】指揮者が観客に拍手をアピールするパフォーマンスが楽しい
皆さんこんにちは。
ここの所、何かと忙しくコンサートやイベントなどのレポが滞っていますので、この週末にまとめてUPしたいと思います。(あくまで希望・笑)
ちなみに書く予定の記事は下記の通り。
1.6/11(土) 千葉大学&千葉工業大学ギタークラブ合同演奏会
2.6/12(日) ジュニアギターコンクール、アマチュアギターデイ(2つのイベントをはしご)
3.6/19(日) A.バジェホス&建孝三さんと飲み会
4.6/23(木) 新井&上野、ギター&フルートコンサート
さて、まずは千葉大学&千葉工業大学ギタークラブ合同演奏会から。
6/11(土)17:30~、千葉市美浜文化ホール・メインホールにて、第47回千葉大学&千葉工業大学ギタークラブ合同演奏会が開催された。
ありがたいことに毎年ご案内のハガキが送られて来るので日程を見逃すことはなく、今年も聴きに伺わせていただいた。
聴いた感想を一言でいうと「若いって良いな~」と言う事。(笑)
実は私も高校、大学とギター部(中学は吹奏部)だったので、その楽しさは知っているつもりだが、この年齢になるとやはりうらやましい。
演目はソロこそ無かったが、二重奏、三重奏、四重奏、五重奏、六重奏、から最後の36人の全体合奏まで多彩で楽しめた。
皆さん熱演でしたが、中でも印象に残っているのは、中島みゆきの糸(四重奏)、丸本大悟のScreen(四重奏)、デパペペの哀愁バイオレット(二重奏)、ヨークの三千院(二重奏)、ヘンデルのハープ協奏曲(合奏)、そしてアンコールで演奏されたガーランドのインザムード(合奏)など。
その他、当日演奏された曲目はプログラムの写真を参照してください。
右手のタッチや音楽表現など未熟な方も散見されたが、何といっても演奏に取り組む真剣さ、情熱が感じられました。若い方々がクラシックギターに取り組む姿は、大変心強く嬉しいものです。できれば卒業後も末永くギターに親しんでいただきたいものです。
このコンサートは過去何度も聴いているが、毎年感心するのはステージマナーの良さ。
入退場、アナウンス、椅子や譜面台等のセッティング、ステージ上での振る舞いなどがとてもきびきびとして良く訓練されている。演奏する以前の問題として、音を出す前から気持良い雰囲気に包まれる。この伝統は今後もぜひ後輩たちが引き継いで欲しいものです。
私の主宰している千葉ソロギターサークル(千葉ソロ)と両大学は少なからず関係があり、過去に何度か交流しています。
いくつかを紹介しますと、千葉ソロ第1回定期演奏会では当時の千葉大ギター部の部長さんに司会を担当していただきました。
現役の千葉大生だったあの吉田潤さん(東京国際ギターコンクールファイナリスト)にはいくつかの演奏会で出演していただきました。
一昨年の定演には千葉大ギター部の部長さんにギターソロで出演していただき、昨年の定演では両大学の部長さん同士のギターデュオで出演してもらっています。
そして、今年の定演にも出演していただくことで計画を進めています。そのうち私たちも両大学の何かのイベントに呼んでいただきたいですね。
千葉ソロの会員にも千葉大ギター部のOBが何人かいます。学生と社外人の違いはありますが、ギターを愛好するもの同士ですので今後も親睦を深めていければ、と思います。
尚、千葉大ギター部のOBを中心とした演奏会が9/3(土)14:00~千葉市生涯学習センター・ホールで開催されるとの事。これはソロ、重奏の他、他楽器との重奏なども演奏されるとの事です。このイベントなど千葉ソロ千葉大がコラボするのに最適なんですが(笑)。
さて、今日はこれからL.ブラーボさんと池田慎司さんのデュオコンサートに行ってきます。会場は渋谷のアコスタディオ。原宿駅から徒歩2分。演奏が楽しみ~。
そして明日は千葉ソロ第121回ステージ練習会を開催します。千葉市中央区末広公民館で13:00~17:00。見学自由です。
7/3(日)島村楽器幕張新都心店のクラシックギターフェスタ2016で演奏します!
【写真】6/26ステージ練習会で演奏中の私
皆さん、こんにちは。
千葉市美浜区にある島村楽器イオンモール幕張新都心店で、7月1日(金)~3日(日)にクラシックギターフェスタ2016が開催されます。
このイベント最終日の7/3(日)フェアのイベントの一つとして13:00~14:00 の約1時間、千葉ソロギターサークル演奏会を開催します。出演者は佐々木巌、堀田京子、三谷光恵、越智恵美、上原淳の5名。ソロ3名、二重奏1組です。私もソロで3曲演奏します。
島村楽器店さんと千葉ソロギターサークルは昨年より交流があり、この度フェアに出演のオファーを頂き、快諾した次第です。嬉しいです。
このイベントは、国内個人製作家や海外メーカーなどの有名ブランドが一同に集結。初級者から上級者向けまで幅広いラインナップを展示予定。全てのギターが試奏できます。
期間中、7/1(金)西野春平 ギター製作講義、7/2(土)桜井正毅 点検会&ギター製作講義、7/3(日)千葉ソロギターサークル演奏会、宮下祥子弾き比べ演奏会、などのイベントが開催されます。 宮下祥子さんは私のギターの師匠です。
【千葉ソロギターサークル演奏会プログラム】7/3(日)13:00~14:00、入場無料。
1.堀田京子ギターソロ(学生ギターコンクール第1位、シニアギターコンクール第1位)
①フリアフロリダ(A.バリオス)
②ロマンセクリオージョ(J.モレル)
2.上原淳ギターソロ(埼玉ギターコンクール第1位、シニアギターコンクール第1位)
①前奏曲~無伴奏チェロ組曲第1番より(J.S.バッハ)
②前奏曲第2番(H.ヴィラ=ロボス)
③前奏曲第4番(H.ヴィラ=ロボス)
3.三谷光恵&越智恵美ギターデュオ
①スーパーマリオのテーマ(近藤浩治)
②ティコ ティコ(Z.アブレウ)
③リベルタンゴ(A.ピアソラ)
4.佐々木巌ギターソロ(クラシカルギターコンクール第2位、埼玉ギターコンクール第1位)
①ソルの主題による変奏曲(M.リョベート)
②ハンガリー風幻想曲(J.K.メルツ)
【宮下祥子弾き比べプライベート演奏会】7/3(日)15:00~、入場料2,700円。
<主な演奏曲>
アストゥリアス (I.アルベニス)
大聖堂 (A.バリオス)
最後のトレモロ (A.バリオス)
ブラジルの武満 (R.ディアンス)
クラウンダウン (R.ディアンス) 他
このイベントについては下記島村楽器店のホームページにも紹介されていますのでご参照ください。千葉ソロも紹介されています。
http://
地元千葉で地道に活動していると、このようなオファーが来るようになるものですね。地域社会に認められたようでとても嬉しいです。
ギターの魅力を伝えられるよう、精一杯演奏させて頂きますので、お時間のある方は是非聴きにお越しください。
第38回ジュニアギターコンクール結果
皆さん、こんばんは。
6/12(日)午前10時半より東京・台東区立ミレニアム・ホールにて開催された第38回ジュニアギターコンクールを聴いてきましたのでレポです。
主催は日本ジュニアギター教育協会です。HPにはその設立の理念が下記のように記載されています。
「日本ジュニアギター教育協会は、1979年の発足以来、日本における子供のギター教育界を常にリードし、これまでに、ジュニア・ギターフェスティバルおよびジュニア・ギターコンクール開催によって大きな足跡を残してきました。21世紀の今日、当協会の果たすべき役割には大変大きなものがあるものと確信します。「子供のギター教育」に興味と関心をお持ちのギター関係者(ギター演奏家・教授・製作家・楽器店経営者)の皆さん、日本ジュニア・ギター教育協会では、21世紀のギター界を担うギタリストの教育とイベントに、共鳴して下さる方々の入会を心より、お待ちしております。」
日本ジュニアギター教育協会は、永久メモリアル名誉会長、協会創設者大沢一仁氏(2014年3月永眠 享年88歳)、名誉会長・村治昇氏(東京)、会長・斎藤明子氏(長野)の元、ジュニアの教育、育成に尽力され日本ギター界に多大な実績と貢献をされている団体です。
同様の主旨を持ったコンクールはGLC学生ギターコンクールがあります。学生ギターコンクールは大学生まで、ジュニアギターコンクールは高校生までが対象です。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今年もギターを熱心に学ぶ幼稚園児から高校生までのジュニアの多数の方々の熱演を楽しく聴く事が出来ました。
このコンクールを聴いて毎年思うことは、中学生や高校生(特に中学生)の見事な演奏ぶりです。小学生以下は、まだ爪を伸ばせない事が多いようで、ギター本来の音色の幅が出せず、鑑賞芸術として聴くとまだまだ発展途上という感じですが、指はよく回る人が多数います。やはり幼少期からギターを学ぶ事は、非常に大切なことと思います。
このコンクールは、年齢や学年で区分けされてそれぞれ金賞、銀賞、銅賞などの賞を授与しますが、最後に全体の最優秀賞(総合第1位)を決めます。
今年の最優秀賞は、高校生部門を押しのけて中学生部門の大谷恵理架さんに輝きました。おめでとうございます!。大谷さんはリョベート作曲ソルの主題による変奏曲という難曲を演奏しての受賞でした。高校生部門の金賞を受賞した横村嘉乃さんとの争いだったとの事です。ちなみに点数は大谷さんが1140点、横村さんが1133点で7点差の僅差だったとの事です。
ちなみに昨年の最優秀賞は高校生部門の飯野健広さんで、今年は前年度最優秀賞受賞者として記念演奏をしていました。受賞から1年が経過し、勉強と経験を重ねただけあって流石に落ち着いた見事な演奏でした。特にソルの魔笛はこの曲に真正面から取り組んだ模範的な演奏で素晴らしかったです。
このコンクールを目標に多数のジュニアが練習に励んでいます。ギター界の将来を担う若手の育成に多大な貢献をしているこのコンクールが、今後も末永く開催され、ますます発展していく事を願っています。
審査講評の中で名誉会長の村治昇さんがおっしゃっていた事が印象的でした。曰く、「ギターが上手になる魔法の言葉があります、それは”ギターに夢中になる事です!”」との事。
あの村治佳織さんと村治奏一さんの父親として、お二人を日本を代表する一流のギタリストに育て上げ、今なお多数のジュニアを育成し続けている氏ならではのお言葉だと思います。
日本全国でギターに夢中になるお子さんが増えることを願いたいと思います。また、ギター業界(教育・イベント・メディア等)に携わっている方々は、お弟子さんがギターに夢中になれる環境を整えてあげてほしいと思います。若手の支援・育成こそギター音楽の発展のキーポイントだと思いますので。
私が聴いたのは前半と後半の演奏。途中で会場を抜け出し、豊洲のシビックセンターホールで開催された「アマチュアギターデイ」を聴いてきたためです。2つのイベントを掛け持ちで聴いたわけです。体が2つ欲しいです(笑)。尚、両会場は地下鉄で30分ほどで移動できました。
【第38回ジュニアギターコンクール結果】※敬称略
<幼児の部>
金賞:岩田想真
銀賞首席:大矢茜子
銀賞次席:田畑紗英
銅賞首席:中澤佑太
銅賞次席:文麗奈
<小学校低学年の部>
金賞:岩田龍真
銀賞首席:多田奏矢
銀賞次席:山本和佳
銅賞首席:岡本周
銅賞次席:橋爪美侑
<小学校高学年の部>
金賞:椿旺樹
銀賞首席:山本采和
銀賞次席:飼馬亜美
銅賞首席:吉田松太郎
銅賞次席:小橘田ひろみ
<中学生の部>
金賞:大谷恵理架
銀賞首席:原田斗生
銀賞次席:三合勇矢
銅賞首席:横村 福音
銅賞次席:川崎薫
<高校生の部>
金賞:横村 嘉乃
銀賞首席:近藤祐月
銀賞次席:赤澤実怜
銅賞首席:大島祥
銅賞次席:久保夏実
<最優秀賞>
中学生の部金賞:大谷恵理架
入賞した皆さんおめでとうございます!
惜しくも入賞を逃した方は、これまで以上に「ギターに夢中になって」練習し、また再挑戦してください。
以上。
アマチュア・ギター・デイ2016鑑賞
【写真15】Facebookの友人で初めてお会いした笑顔が素敵な佐々木真実子さんと
皆さん、こんにちは。
遅くなりましたが、6/12(日)に開催されたもう一つのイベント「アマチュア・ギター・デイ2016」にも聴衆として参加しましたのでレポします。
この日は別会場でジュニアギターコンクールも開催されていたので、私はハシゴして両方に足を運びました。その為に後半で演奏された重奏や合奏は残念ながら聴くことができませんでした。
アマチュア・ギター・デイは今回が第1回目の開催で、東京・豊洲に新しく出来た豊洲シビックセンター4Fにある立派なホールで、午前11時半から午後4時半頃まで長時間にわたって開催されました。
主催者は、千葉ソロギターサークルのメンバーで、ギターの腕前も素晴らしい小林丈記さん。
出演メンバーも、関東のトップアマチュアが集結したかのような豪華な布陣でした。中には教授活動をしている方もちらほらおり、純粋なアマチュアばかりとは言えない気がしますが(笑)。
出演者のほとんどは顔見知りの方々でしたが、この日初めてお会いした方とお話しさせていただいたり、写真を撮ったりして楽しく過ごさせて頂きました。
演奏内容は、緊張感からか止まったり弾き直したりする方もいましたが、玄人はだしと言いますかプロ並みの立派な演奏をする方もいて、聴きごたえがありました。
タッチや表現もアマチュアならではの様々なアプローチがあり、プロ演奏家からは得られないものもあり、大いに楽しませて頂き、刺激も受けました。
惜しむらくは、出演者の年齢が少し高齢化気味だったこと(笑)。若手や中堅にもバランスよく出て頂いて、いろいろな世代間の交流の場にもなればと思いました。
しかし、60歳前後の団塊の世代を中心とする中高年のギター熱は本当にすごいです。この世代がいなくなったら、日本のギター界はずいぶん寂しくなっちゃうようで心配です。
やはり、ギター界の発展のためにはジュニアや若手を育てていかなくてはいけません。
このイベントが、今後も第2回、第3回と継続して開催され、アマチュアのギターの祭典のようなイベントとして発展することを願っています。ちなみに次回第2回は来年の3月20日に開催が決定しているとの事です。
今回は私も出演のお誘いを受けたのですが、ジュニアギターコンクールが聴きたくて参加を断念しましたが、次回は日程も良いようですので参加させて頂ければ嬉しいです。
Facebookや各種SNSでこのイベントの事は、多数の方が記事を書いていますので、私は手短に?この辺でペンを置きます。後は写真でお楽しみください。
7/3(日)島村楽器幕張新都心店クラシックギターフェスタ2016での演奏会終了!
【写真13】宮下さんを囲んで島村楽器店のスタッフ、千葉ソロ出演者
皆さん、こんばんは。
先日告知した千葉市美浜区にある島村楽器イオンモール幕張新都心店のクラシックギターフェスタ2016での演奏会、無事終了しましたのでレポします。
このイベント最終日の7/3(日)フェアのイベントの一つとして13:00~14:00 の約1時間、千葉ソロギターサークル演奏会を開催しました。
出演者は佐々木巌、堀田京子、三谷光恵、越智恵美、上原淳の5名。ソロ3名、二重奏1組です。私もソロで3曲演奏しました。
開演前に会場を確認すると、定員30席がなんとほぼ満席の盛況!これはまずい、いや嬉しい(笑)。気合がさらに入り、一気にギアが一段上がりました。
千葉ソロギターサークルからも6~7人聴きに来ていましたし、私の妻とその母や知人も数人来ていましたので、そのプレッシャーはハンパないものがありました。気合が空回りしないことを祈るばかり、、、。
果たして私の演奏は、現時点ではあれ以上出来ないほどの演奏ができたように思います。久々に納得の演奏でした。
もちろん各所で技術的・音楽的なミスはありましたが、止まったり弾き直したりと言う致命的なミスはありませんでした。
演奏前の精神状態も過剰な不安感も無く、演奏中に毎回のように出現する音楽とは関係のない(このまま上手く弾きたい等の)雑念も何とか最小限に抑え込み、音楽に集中した中で演奏でき、気が付いたら演奏が終わっていたという感じでした。
演奏を聴いた方の話では、低音の破壊力やパワーに圧倒された、音がきれいで大きかったなどの感想を頂き、とても嬉しかったです。私の目指している音楽や音が聴衆にも少しは伝わっていると感じました。今後もギターの魅力、音楽の素晴らしさを感じて頂ける演奏を目指して精進します。
他の方の演奏も全体的に良かったと思います。二重奏ではギターを弾きながら足にセットした鈴で音を鳴らし、それに合わせてお客さんに手拍子もやって頂き、会場全体で楽しい音楽会を作り上げられたと思います。第1演奏者の堀田さんの落ち着いて安定した演奏、最後の佐々木さんの高度なテクニックを駆使した力強い演奏など、クラシックギターの魅力を伝えられてのではないでしょうか。千葉ソロギターサークルの存在感もしっかりアピールできたと思います。
演奏会の成功は演奏そのものが大事なのは言うまでもありませんが、お客さんが多数来て下さることも重要です。そういう意味でも大成功と言える演奏会だったと思います。
このような貴重な演奏の機会を提供してくださった島村楽器さんに感謝いたします。島村楽器さんと千葉ソロギターサークルのコラボ企画として、今後も第2弾、第3弾と発展していくことを期待します。
出演者の仲間たち、応援してくださった方々、関係者の方々、そして何より聴きに来てくださった方々に心より感謝致します。
千葉ソロギターサークル演奏会の後は、宮下祥子さんの演奏会があり、フレタ(福田進一さん元所有)、桜井河野、黒澤(宮下モデル)など5台の楽器の弾き比べを楽しみました。私は宮下さんの目の前1.5メートルに陣取り堪能しました。
演奏会終了後は、出演者7名と宮下さんとご一緒にお茶して解散しました。
【千葉ソロギターサークル演奏会プログラム】7/3(日)13:00~14:00
1.堀田京子ギターソロ(学生ギターコンクール第1位、シニアギターコンクール第1位)
①フリアフロリダ(A.バリオス)
②ロマンセクリオージョ(J.モレル)
2.上原淳ギターソロ(埼玉ギターコンクール第1位、シニアギターコンクール第1位)
①前奏曲~無伴奏チェロ組曲第1番より(J.S.バッハ)
②前奏曲第2番(H.ヴィラ=ロボス)
③前奏曲第4番(H.ヴィラ=ロボス)
3.三谷光恵&越智恵美ギターデュオ
①スーパーマリオのテーマ(近藤浩治)
②リベルタンゴ(A.ピアソラ)
③ティコ ティコ(Z.アブレウ)
4.佐々木巌ギターソロ(クラシカルギターコンクール第2位、埼玉ギターコンクール第1位)
①アイレ・バスコ(A.マンホン)
②ハンガリー風幻想曲(J.K.メルツ)
【宮下祥子弾き比べプライベート演奏会】7/3(日)15:00~16:00
<主な演奏曲>
アルハンブラの思い出(F.タレガ)
アラビア風奇想曲(F.タレガ)
アストゥリアス (I.アルベニス)
大聖堂 (A.バリオス)
ブラジルの武満 (R.ディアンス)
クラウンダウン (R.ディアンス)
羽衣伝説(藤井敬吾)、他
建孝三さん&A.バジェホスさんと飲み会
【写真3】建てさんおカラオケ姿は10年に一度しか見られない?
皆さん、こんにちは。
このところ猛暑が続いていましたが、今日は雨で暑さも一息ついた感じですね。
さて今日は、珍しくも面白い話題を一つ。
記事にするのが遅くなりましたが、先月6/19(日)私の記事に時々登場する友人のチリ人ギタリスト、アレクシス・バジェホスさんと千葉在住の名ギタリスト建孝三さん、バジェホスさんのフィアンセのタニアさんという異色?のメンバーで飲み会をやりました。
アレクシスは日本語があまりできないので、日本語堪能なフィアンセでチリ人のタニアさんも同伴です。
チリはスペイン語が母国語ですがアレクシスさんは英語も堪能です。私との会話は主に英語ですが、結構疲れます。まあ、半分程度は通じているつもりですが(笑)。
この珍しい飲み会は建さんの発案で、同じ千葉在住のギターマニア?という事で私にも声をかけてくださったのだと思います。ありがとうございました!
まずJR千葉駅で待ち合わせし、駅前の居酒屋で一杯やった後、チリ人のお二人がカラオケに行きたいという流れになり、あまり気が進まない建さんと私もせっかくの機会なのでノリで行くことに。
何でも建さんはカラオケに行くのは10年ぶりだとか。私も年に一度行くかどうかですが。
いざ歌いだすと、アレクシスの上手いこと上手いこと。フランクシナトラのマイウェイに始まり、シナトラナンバーを次々と歌ってくれました。プロ歌手のように声質がいいです。音程も良くビブラートも堂に入っています。ギターより上手?(笑)。
タニアさんは日本在住20年ほどとの事で、日本語の標準語はもちろん大阪弁や京都弁までばっちりじゃべります。私より日本語知っているかも(笑)。十八番は石川さゆりの天城越え。
建さんも久しぶりの割には、尾崎豊のアイラブユーなどをしっとりと歌い上げていました。音程も良く、甘いマスクと相まって若いころには多数の女性を泣かせたのでは(笑)と思わせました。
私も久しぶりのカラオケだったので、来生たかおの夢の途中や、テレサテン時の流れに身をまかせ、かぐや姫の曲など数曲歌って、気分高揚すっきりしました。あっ、マジンガーZも歌ったっけ(笑)。
ギターの話ももちろんたくさんやりましたが、チリ人が2名もいたのでお互いの国の文化の違いなどの話で盛り上がりました。
プロの方から個人的に飲みに誘われるのは初めての事でしたが、楽しかったです。建てさんまた行きましょう。どなたか誘ってください(笑)。千葉から錦糸町あたりまでなら伺いますよ。
上野由恵Fl&新井伴典Gtデュオコンサート鑑賞
報告遅くなりましたが、6/23(木)に開催された、人気フルート奏者上野由恵さんとギター奏者新井伴典さんのデュオアルバム「ピレネーを超えて」の発売を記念して開催されたコンサートを聴いてきました。
会場は東京・台東区生涯学習センター・ミレニアムホールで午後7時開演。この会場なら会社を定時で上がれば何とか間に合います。という事で平日ながら駆けつけました。
このお二人は10年ほど前に出会い、それ以来度々共演しながら現在まで活動が続いているとの事です。デュオを結成して約10年、お互いを良く知りあった者同士の息の合った掛け合いが心地よく響きました。音楽のみならずトークの掛け合いも絶妙です。まじめなキャラの上野さんにギャグなどで場を和ませる新井さんの対比が楽しかったです。編曲はほとんど新井さんによるものとの事です。
この日の演奏で印象に残った曲は多数ありましたが、中でも上野さんの無伴奏フルート曲ハルフテルの「デブラ」の演奏は、ものすごい迫力と鬼気迫る表現力、そして集中力に思わず引き込まれてしまいました。まるで2台のフルートで演奏しているかのような音の厚みと吹き分けがあり、高度な技術を要する難曲と感じました。ただメロディをきれいに奏でるだけではない、フルートの楽器としての性能の高さと可能性を示した曲と演奏だと思います。作曲家の発想力とそれを実現する演奏者の手腕に拍手喝采です。思わずブラボーと叫びたくなるほどの演奏でした。
ギターの新井さんも負けてはいません。通常はしっかりとサポート役に徹し、前奏や間奏などではギターの魅力あふれるソロを奏で、急速なパッセージをフルートと同じスピードで弾く場面などで存在感を出していました。特にご自身の編曲ではギターが活躍する場面を度々登場させていました。
フルートとギターのデュオは、人の声のように音が伸びるフルートと、発音した瞬間からはかなく消えるギターと言うお互いの楽器の個性の違いが出ますが、その個性の違いによってお互いの楽器の存在感を高め合っているという感じがしました。
ギターは音量が小さいので他の楽器との共演には常に音量バランスが気になりますが、フルートなら生演奏でもまずまずのバランスを保つことができますので、楽器の相性はとても良いと思います。ヴァイオリンやピアノだとバランスを取るのが非常に難しくなります。ギターにとってフルートは貴重な存在です。
会場に向かう途中でギタリストの本木盛夫さんご夫妻に偶然お会いして一緒に会場に向かいました。
会場内では音楽評論家の濱田慈郎さんと弟でギタリストの濱田三彦さんご兄弟が揃って聴いていらっしゃいました。初めて見る貴重なツーショットでした。他にもギタリストのキム・ヨンテ(金庸太)さん等多数のプロの方が来ていたと思います。
あっそうそう、ギタリストの美山華鈴さんにも声をかけて頂きました。数年ぶりの再会でしたので最初誰だか気が付きませんで失礼しました、思わず記念撮影(笑)。
平日のコンサートは、時間の制約がありなかなか行けないのですが、会社帰りにこのような素晴らしい演奏が聴けて、リフレッシュができました。音楽って素晴らしいですね~。
ちなみにCDの宣伝文句によると下記のようなコメントがありました。
「フルート奏者上野由恵とギター奏者新井伴典のデュオ・アルバム。“スペイン”をテーマに、スペインの作曲家やフランスよりピレネー山地を越えた先のスペインへ想いを寄せて作られた作品を収録。上野の美しく艶やかな音色がスペインの光、新井の哀愁あるギター・サウンドがスペインの影となり表現していく。フルートの主要レパートリーであるイベールの「間奏曲」やラヴェル「ハバネラ形式の小品」など非常に聴き馴染みやすい作品集。」
やはりギターは”影”なんですね(笑)。当日のプログラムは画像をご確認ください。
【上野由恵&新井伴典デュオCD「ピレネーを超えて」収録曲】(参考)
01.寓話 Ⅰ
02.寓話 Ⅱ
03.寓話 間奏曲
04.タンゴ (「スペイン 作品165」より)
05.ティエルラの門 (「旅の思い出 作品71」より)
06.「内なる印象」より 哀歌 Ⅰ
07.「内なる印象」より 哀歌 Ⅱ
08.「内なる印象」より 哀歌 Ⅲ
09.「内なる印象」より 悲しい鳥
10.バレエ音楽「三角帽子」より 近所の人の踊り
11.バレエ音楽「三角帽子」より 粉屋の踊り
12.バレエ音楽「三角帽子」より 代官の踊り
13.バレエ音楽「三角帽子」より 粉屋の女房の踊り
14.ハバネラ形式の小品
15.ムーア風舞曲
16.アラブの歌
17.アンダルーサ (「スペイン舞曲集 作品37」より)
18.釜の踊り (「ジプシー舞曲集 第2集 作品84」より)
19.サクロモンテ (「ジプシー舞曲集 第1集 作品55」より)
20.鳥の歌